人生の価値について
人生に価値があるとしたら、それは自分の存在によって泣いていた誰かを笑顔にすることができうるからだ、とか何とか。
それはさておき、西尾幹二『人生の価値について』について。
とてもよくまとまっていて、納得・共感しつつ読み進めることが出来たように思う。
気になったのは、西尾がほとんど誰も他の学者・評論家を引用はおろか名前すらも紹介しようとしない点。
一般向け書籍だということを考えてもやや奇異に映った。
内容的には小林秀雄とかなりの部分で共通する問題意識に基づいているように感じた。
未熟者の流し読みでの第一感にすぎないのであしからず。
ご批判等は謹んでお受けいたします。適当なことを公に記してしまい、申し訳ありません。