言葉の森を、歩いていこう

本と将棋が好きです。備忘録的な意味合いが強いですが、何かコメントをいただけると励みになります。

ご無沙汰しております

ご無沙汰しています。 相変わらずにそこそこ元気にやっているのですが、読書メーターでだいたいの用が済むようになってしまい、そのこともあってこちらはご無沙汰が続くことが多くなってしまいました。 あちらでは語りつくせないような大きな感銘を受ける本…

先生と僕

先生と僕、というタイトルの4コマ漫画を読んでいました。 夏目漱石(先生)とその友人や弟子をめぐるエピソードが縦横無尽に描かれていてとても面白いです。 漱石といえば僕は『坊っちゃん』が一番好きで、この前朗読テープを借りてきて聴いていました。

花燃ゆ

今年の大河ドラマ、花燃ゆを観ています。 個人的にはとてもよい出来だと思うけれど、家族の間では評価がいまひとつ。 前回の藩主のことば「虎次郎は長州の宝ぞ」という台詞が強く印象に残りました。 破天荒を地で行く吉田松陰とそれに振りまわされつつも支え…

でんぱ組.inc

圧倒されてしまいました。 この人たちのパフォーマンスはすごいです。 youtubeでいくらでも見られるので興味のある人はぜひ。

音楽

好きな音楽は最近はだいたいがJPOPで、CLASSICや洋楽はほとんど聴かなくなってしまいました。 本当にごく最近のことですが。 そのJPOPの中で僕が注目してるのは、男性では嵐、B'z、女性ではmiwa、家入レオです。 特にB'zが活動再開してくれたのはうれしかっ…

獣の奏者

上橋菜穂子のこのシリーズにはまりました。 アニメ、小説単行本、小説青い鳥文庫版、漫画版と、いろいろな形で向き合っています。 主人公が健気で元気で明るい孤高の(だいたい合ってるはず)キャラクターで、それが一番の魅力かな、と思っています。 他にも…

TODAY IS ANOTHER DAY

ZARDのアルバムを聴いています。 ことばと音楽がまじりあってとてもよいハーモニーを形成しています。 こんな作品を残すことのできるシンガーソングライターが早逝されたことは本当に残念でなりません、

ようやく

ようやく、自由に本を読んだり思索にふけったりするゆとりのある生活に帰ってくることができました。 一歩一歩、歩んでいけたらと思います。

海外から見た日本

日本人ほど海外からの評判を気にかけている民族はいない、ということはよく言われます。 こうした指摘は概して批判的な文脈で多く目にしますが、僕は日本人のこうした態度は自身を客観的にとらえようとする試みの一環として間違っていないと思います。 中華…

行ったり来たり、その所以

どうして自分はこうも行ったり来たり進めないで来てしまったのだろう・・・と振りかえってみて、ひとつのことに気がついた。 僕は他人に目が行きやすい。 他人の美徳を見出し、自分の矮小さにげんなりすることが多い。 そこで自分を変えようと、あれこれ頑張り…

新年

あけましておめでとうございます。 最近はあまり本を集中的に読むことができていないので、必然的にここに来るのも希になってしまいます。 また読んだ本についてまとめるために訪れるだろうと思います。 今年もよろしくお願いします。

来年の抱負など

放送大学の英語訳がthe open university of japan だと知って少し感動しました。 さて、来年は放送大学なりなんなり、少ししっかりとした形で学びを深めていきたいと思います。 それと同時にどうやって自立していくのか。 振りかえってみると思いのほか後悔…

俳句と短歌と

凝縮すればするほど、難しくなるのではないかと思うのです。 なので私はほとんど散文専門です。 ですがせっかく日本に生を受けたのですから、詩や短歌にも挑戦していこうかと思います。 17文字の世界は今はまだまったく見えてきません。

閑話休題

落ち着いたらまた更新しようと思います。 今は今できることを精一杯こなしていきます。

蜷川幸雄の稽古場から

蜷川幸雄は小林秀雄と似ていると勝手に思っている。 人、特に若者の才能を引き出そうと懸命な点。 そのやさしさに包まれた厳しさ 透徹した人間・世界理解 それに基づく独自の世界観 偉大な先輩の遺産、どうにかして分け前を少しでも自分にも・・・と一瞬考え…

謎とき 村上春樹 再論

小説にはいくつか執筆意図があるように思うが、こと夏目漱石や村上春樹といった小説における意図に関連して。 石原が提示する「謎とき」としての小説読解は、ことこの二人(竹山道雄、三島由紀夫、平野啓一郎もこれに加えていいのではないかと思う)に適合的…

悲劇人の姿勢

西尾幹二の根幹となっているであろう人物(小林秀雄、福田恒存、ニーチェ他)についてまとめた作品であり、当然のごとく力作である。 ただ、自分には不可解なのが、彼らの明快な論をあえて小難しく明晰ではありつつも迂遠な形で記述しているように映る点。 …

music portraits

NHKのミュージックポートレイトが好きで、真似をして別のブログを始めてみました。 こちらは何というか、割と普通に文章を載せていくつもりです。 よろしかったら併せてそちらもよろしくお願いします。 music portraits music portraits

啓発録

橋本佐内15歳の作。すばらしい気概。見習いたいものですね。

自戒

・軽々しく言葉を使っていないか。軽率なる言葉は発したそばから自分を他人を傷つける凶器と化す ・相手を思いやっているか。思いやり寄り添わなば、言葉は届かず奈落へと沈み込む ・発した言葉は回りまわっていつか自分に還ってくる。心して言葉を記せ。語…

Salyu

以前ファンだったもののしばらく遠ざかっていて、最近また触れるようになってみると、ずいぶんと様変わりしたように感じました。 プロデュースが変わったとか何とか小耳にはさみましたが。 まだろくに聴いていないのですが、第一印象は前の方が好みだったか…

言葉はさんかくこころは四角

くるりの曲。いい歌ですね。 僕のイメージだと言葉は「四角」でこころは「まんまる」(そういえば昔ニャースが世界のどんなまるよりとか歌ってましたね)といった感じを漠然と思っていたのですが、冷静に見れば心はいくら言葉と対比したところでまんまるなは…

人生の価値について

人生に価値があるとしたら、それは自分の存在によって泣いていた誰かを笑顔にすることができうるからだ、とか何とか。 それはさておき、西尾幹二『人生の価値について』について。 とてもよくまとまっていて、納得・共感しつつ読み進めることが出来たように…

twitter

ついったー始めました。 アカウントはここと同じく@kamakura_abcです。 目下試運転中。 世界中の様々な人たちの言葉、写真、映像、、、が溢れていて、刺激的な反面頭がクラクラしてきそうです。 差分としては、こちらが本のメモが大半を占めるのに対して、向…

漢文脈と近代日本

斎藤希史先生による「近代日本のことばと漢詩文とのかかわり」についての本。 漱石や小林のつながりで漢文の世界に触れる必要を感じたので読み返している。良著。 著者は「爆問学問」にも参加していたようなので、見つけたらそちらの本も手にとってみたいと…

詩歌

小林秀雄『本居宣長』は歌について次のように言及している。 「宣長は、「歌といふ物のおこる所」に歌の本義を求めたが、既述のように、その「歌といふ物のおこる所」とは、即ち言語というものの出で来る所であり、歌は言語の枠であると考えた事が、彼の歌学…

漱石書簡集

特に明治34年のあたりのものを興味深く読んだ。 「僕はね、留学生になって何も所得はない。少しは進歩したと思って考えて見ても(ママ)心が許さんから仕方がない。自惚るより少しはよいかも知れぬ。」 「近頃は英学者なんてものになるのは馬鹿らしいよう…

内と外からの夏目漱石

平川祐(示右)弘先生による夏目漱石論。 とても平易かつ明晰に書かれている。 テーマも大変興味深い。 明治日本が生んだ「文士以上の知識人」に迫るものとして、この上ない一冊と期待して読み進めています。

Habu Yoshiharu

Habu has written numerous books, articles, etc. on shogi and various other topics. The vast majority of these works are in Japanese, but a few have been written especially for non-Japanese readers. Below is a select list of Habu's works. B…

海街diary

2015年映画化とのこと。 色々とテーマを読み込むことも、単純に世界を楽しむこともできるいい作品だと思う。 映画はあまり期待しすぎずに見守っていけたらと思います。 浅野すず役が広瀬すずさん。とてもかわいらしくて元気でイメージぴったりですね。