言葉の森を、歩いていこう

本と将棋が好きです。備忘録的な意味合いが強いですが、何かコメントをいただけると励みになります。

2014-10-14から1日間の記事一覧

漢文脈と近代日本

斎藤希史先生による「近代日本のことばと漢詩文とのかかわり」についての本。 漱石や小林のつながりで漢文の世界に触れる必要を感じたので読み返している。良著。 著者は「爆問学問」にも参加していたようなので、見つけたらそちらの本も手にとってみたいと…

詩歌

小林秀雄『本居宣長』は歌について次のように言及している。 「宣長は、「歌といふ物のおこる所」に歌の本義を求めたが、既述のように、その「歌といふ物のおこる所」とは、即ち言語というものの出で来る所であり、歌は言語の枠であると考えた事が、彼の歌学…

漱石書簡集

特に明治34年のあたりのものを興味深く読んだ。 「僕はね、留学生になって何も所得はない。少しは進歩したと思って考えて見ても(ママ)心が許さんから仕方がない。自惚るより少しはよいかも知れぬ。」 「近頃は英学者なんてものになるのは馬鹿らしいよう…

内と外からの夏目漱石

平川祐(示右)弘先生による夏目漱石論。 とても平易かつ明晰に書かれている。 テーマも大変興味深い。 明治日本が生んだ「文士以上の知識人」に迫るものとして、この上ない一冊と期待して読み進めています。

Habu Yoshiharu

Habu has written numerous books, articles, etc. on shogi and various other topics. The vast majority of these works are in Japanese, but a few have been written especially for non-Japanese readers. Below is a select list of Habu's works. B…

海街diary

2015年映画化とのこと。 色々とテーマを読み込むことも、単純に世界を楽しむこともできるいい作品だと思う。 映画はあまり期待しすぎずに見守っていけたらと思います。 浅野すず役が広瀬すずさん。とてもかわいらしくて元気でイメージぴったりですね。

中島みゆき

名曲揃いだけど、僕が特に好きなのは次の3つ。 地上の星、銀の龍の背に乗って、糸。 いずれしっかりと読みを入れていきたいです。

ゴーゴー幽霊船

最近知った米津玄師の歌。 すごいですね、彼。 でも、感服はしません。できません。嫉妬しました。