2014-10-12 謎とき 村上春樹 石原千秋による村上春樹論。 冒頭に提示される小説観が印象に残ったので抜粋。 「小説を読むことは謎ときをすることだ。謎がたくさん隠されていて、それを読者が読みとく。それが小説を読むことだ。もしすべての謎がとかれたら(もちろん現実にはそんなことはあり得ないが)、それは小説の死である」