将棋世界の最新号で糸谷先生のインタビューが載っている。
その中で印象的だったのが糸谷先生から見た羽生善治の棋士像。
曰く、「読みが深く」「他の人が手を絞って考えてしまうところを狭めず広く読んでいる」「直観的な手は少ない」といったもの。
また、自身の課題としては大局観を挙げていた。
糸谷先生のインタビューは初めて読んだこともあってとても面白かった。
そして改めて感じたのが羽生善治というひとりの天才の大きさ。
「棋士」としても、それをこえた「人間」としてのあり方を見ても、周囲より一回りふたまわり大きいように思えてしまう。